こんにちは、ノア犬の日常「ノア」と飼い主です。

今回は犬と暮らす家づくりにおいて「犬の居場所・専用スペース」について、後悔していることをお話しします。

家づくりのとき、「犬のスペースってどうしよう?」と考えたことはありますか?

飼い主

犬専用の部屋などあれば喜んでくらるのかな?

正直に言うと、我が家はほとんど考えていませんでした。

「リビングで自由に過ごせるなら、それでいいでしょ」くらいの気持ちで、ケージの場所もなんとなくリビングの端に置いただけ。

でも実際に暮らしてみると、犬にとって「落ち着ける自分の場所」がないと、いろんな場面で困ることがあると気づきました。

「犬の居場所って、そんなに重要なの?」 「ケージをどこに置くかで、そんなに変わる?」

そう思っている方にこそ読んでほしい内容です。

この記事を読めばわかること
  • 犬のスペースを考えなかった我が家のリアルな困りごと
  • 「リビングで自由に」だけでは足りない理由
  • ケージの置き場所を考えるときのポイント
  • 設計段階で取り入れておきたかった工夫

犬のスペースを考えなかった我が家の話

「リビングで自由にさせてあげたい」と思っていた

家づくりの段階では、「ノアくんはリビングで自由に過ごせればいいよね」と思っていました。

専用のスペースを間取りに組み込むなんて発想がそもそもなくて、「ケージは適当にリビングのどこかに置けばいい」くらいの考えでした。

犬のために部屋を作るのは大げさだし、スペースがもったいない…、そんな気持ちもありました。

飼い主

専用スペースを作っても使ってくれなかったら、無駄になってしまうので作りませんでした。

ケージの場所は「とりあえずリビングの端」

結果、金属メッシュタイプのケージをリビングの端に置くことになりました。

特に深い理由はなく、「ここなら邪魔にならないかな」くらいで決めた場所です。

当時は「見通しがいいから安心でしょ」くらいに思っていたのですが、これが後から裏目に出ることになりました。

来客時に犬が大パニック

一番困っているのが来客時です。

友人や家族が遊びに来ると、ノアくんは大興奮して吠えまくります。

そしてリビングを走り回って、お客さんに飛びつこうとします…

飼い主

とりあえずケージに入れよう…

となるのですが、入れても全然ダメ。

金属メッシュのケージなのでお客さんの姿が丸見えで、ケージの中でソワソワしていて、ずっと出たい出たいとガシャガシャやってます。

結局、お客さんがいる間ずっとノアくんは落ち着けないし、こっちもお客さんとゆっくり話せません。

お客さんも「ごめんね…」って気まずそうにするし…、誰もリラックスできない状態になります(泣)

ケージの場所がリビングの中で、しかも周りが見渡せる金属メッシュだと、犬にとっては「来客の刺激をずっと受け続ける場所」になってしまうんですよね。

留守番のときも落ち着けない

もう一つ気になっているのは留守番のときです。

我が家では留守番のときはケージに入れず、リビングで放し飼いにしています。

そのほうがノアくんも自由に過ごせるし、寝たい場所で寝られると思ったからです。

我が家には見守りカメラがあるので、留守番中のノアくんの様子がまるわかりで、見ているとちょっと気になることがあります。

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カメラで見ていると、外の音に敏感に反応して動き回るんですよね。

車の音や人の気配がすると、パッと起き上がってソワソワ。

リビングの端は窓にも近いので、外の刺激が入りやすいんだと思います。

しばらくすると疲れて寝てくれるのですが、外で大きな音がするとまた起きてソワソワ…、の繰り返し。

飼い主

外の音に過剰に反応してしまいます。

放し飼いで自由に動けるとはいえ、「安心して身を隠せる場所」がリビングの中にないので、結局落ち着ききれていない様子なんです。

「リビングの中に、もう少し静かで身を隠せる【隠れ家】があれば、『ノアくん』はぐっすり寝られるんじゃないか」。

とカメラの映像を見ながら、何度もそう思いました。

「リビングで自由に」だけでは足りなかった理由

犬にも「ひとりになれる場所」が必要

犬は飼い主のそばにいたい動物だと思っていましたが、『ノアくん』と暮らすうちに、「ひとりで静かに過ごせる場所」も同じくらい大切なんだと感じるようになりました。

一緒にいるときでも、気づいたらケージの中でゆっくりしているときがあり、ひとりの時間も必要と感じました。

来客時や外で大きな音がしたとき、『ノアくん』が自分から逃げ込めるような、静かで囲われた場所。

そういうスペースがあれば、ソワソワしてしまう時間をもっと減らしてあげられたんじゃないか、と思います。

我が家のノアくんも、雷の日や工事の音が大きい日は明らかに落ち着きがなくなります。

そんなときに「ここにいれば安心」と思える場所があれば、ノアくんの安心感は全然違うはずです。

「自由にさせる」と「居場所がある」は別の話

ここが大事なポイントなのですが、「リビングで自由にさせる」ことと「犬に居場所がある」ことは別の話です。

リビングを自由に歩き回れるのは良いことですが、それだけだと犬にとっての「安心の拠点」がないんです。

人間で例えると、広いオフィスで自由に動き回れるけど、自分のデスクがない状態に近いかもしれません。

どこにいてもいいけど、どこも自分の場所じゃない…、それって、意外と落ち着かないですよね。

ケージ=閉じ込める場所ではない

「ケージに入れるのはかわいそう」と思う方もいるかもしれません。

我が家も最初はそう思っていました。

でも実際は、ケージは犬にとっての「安心できる自分の部屋」になるものです。

無理やり閉じ込めるためのものではなく、犬が自分からリラックスしに行ける場所にするのが理想です。

ポイントは、ケージの場所と環境。

静かで落ち着ける場所にケージがあれば、犬は自然とそこを「自分のスペース」として認識するようになります。

  • ひとりになれる場所を作る
  • 犬にとって「安心できる場所」を作る
  • ケージは閉じ込める場所ではない

ケージの置き場所を考えるときのポイント

これから家づくりをする方に向けて、「ケージの置き場所で考えておきたいこと」をまとめました。

① リビングの「中心」よりも「少し奥まった場所」

ケージの理想的な位置は、リビングの中でも少し奥まった場所です。

家族の気配は感じられるけど、来客や生活動線のど真ん中ではない場所。

これが犬にとって安心しやすいポジションです。

たとえば、リビングの壁際でも奥の方、ダイニングとリビングの間の少し引っ込んだスペース、階段下のスペースなどが候補になります。

我が家のように「とりあえず端に置く」でも悪くはないのですが、その「端」が窓際だったり玄関に近かったりすると、外の音や気配が気になって犬が落ち着けないこともあります。

場所の特徴犬の落ち着きやすさ理由
リビング奥の壁際家族の気配は感じられるが刺激が少ない
階段下・ニッチ囲われ感があり「巣穴」のような安心感
窓際外の音・人の気配・直射日光が刺激になる
玄関近く×来客や物音で常にソワソワしてしまう
テレビの真横×音と光の刺激が多く休まらない

② 間取りの段階で「犬のスペース」を想定しておく

ケージを置く場所は、間取りの段階から想定しておくのがおすすめです。

「この辺にケージを置こう」と決めておけば、コンセント・壁の補強・床材など、設計に反映できるポイントが見えてきます。

後から「ここにケージを置きたいけど、コンセントがない」「ペットゲートをつけたいけど壁が弱い」となると、対応が難しくなります。

確認ポイント具体的な内容
コンセントペットカメラ・ヒーター・扇風機用に2口以上
壁の補強ペットゲートを後付けする可能性がある壁
床材滑りにくい・傷つきにくい・掃除しやすい素材
日当たり夏の直射日光が当たらない向き
空調エアコンの風が直接当たらない位置

③ 「完全個室」じゃなくてもいい

「犬のスペース」というと、専用の部屋を作らないといけないイメージがあるかもしれませんが、そこまで大げさに考えなくても大丈夫です。

リビングの一角に少しだけ仕切れるスペースがあるだけでも、犬にとっての安心感は大きく変わります。

たとえば、壁のくぼみ(ニッチ)を利用してケージスペースを作る、ロールスクリーンで目隠しをして小さなスペースでも、工夫しだいで「犬の居場所」は作れます。

間取りに余裕がなくても、設計段階で相談すれば取り入れられる工夫は意外とあります。

シーン我が家で起きていること原因と思われるもの
来客時吠える・ケージ内でソワソワ金属メッシュで人の姿が丸見え
留守番外の音で何度も目を覚ます窓が近く刺激が入りやすい
雷・工事の日落ち着きがなくなる逃げ込める「こもれる場所」がない

④ 夏場・冬場の温度環境も考える

ケージの場所を決めるとき、見落としがちなのが温度環境です。

直射日光が当たる窓際は、夏場は暑くなりすぎます。

逆に、エアコンの風が直接当たる場所も犬にとっては良くありません。

犬は自分で温度調節ができないので、ケージ周辺の温度環境はしっかり考えておくことが大切です。

冬場はペットヒーターを置けるようにコンセントを確保しておくと安心です。

今からでもできる工夫

「もう家が建ってしまった」という方でも、ケージの場所や環境を見直すだけで、犬の落ち着き具合が変わることがあります。

ケージの場所を見直してみる

今のケージの場所が、窓際・玄関近く・テレビの横など刺激が多い場所になっていたら、少し移動させてみるだけでも効果があるかもしれません。

我が家でも、ケージの向きを変えたり、位置を少しずらしたりして試行錯誤しています。

ケージにカバーをかけて「巣穴感」を出す

犬は本能的に薄暗くて狭い場所を安心できると感じる傾向があります。

ケージの上と側面にブランケットやカバーをかけて、少し薄暗い「巣穴」のような環境を作ってあげると、落ち着きやすくなることがあります。

ただし、通気性は確保する必要があるので、完全に覆ってしまわないよう注意してください。

ペットゲートで「犬のエリア」をゆるく区切る

リビングの一角をペットゲートでゆるく区切って、犬専用のエリアを作るのも一つの方法です。

完全に閉じ込めるのではなく、「ここは自分の場所」と犬が認識できる範囲を作ってあげるイメージです。


まとめ|犬の「居場所」は間取りの段階で考えてほしい

最後に、この記事のポイントをまとめます。

  • 「リビングで自由に」だけでは、犬の居場所として不十分なことがある
  • 来客時・留守番時に犬が落ち着けるかどうかは、ケージの場所で大きく変わる
  • ケージの場所は間取りの段階から想定しておくと、設計に反映しやすい
  • 専用の部屋を作らなくても、ちょっとした工夫で「犬の居場所」は作れる
  • 家が完成した後でも、場所の見直しやカバーの活用で改善できる

一番伝えたいのは、犬のスペースは「なんとなく」で決めると後悔するということ。

我が家はまさに「なんとなくリビングの端」でケージの場所を決めてしまい、来客時は吠えまくり、留守番中はカメラ越しにソワソワしている姿を見て毎日申し訳なく思います。

間取りやキッチンに比べると見落としがちなポイントですが、犬と暮らすなら「犬の居場所」は毎日の暮らしに直結する大事な要素です。

これから家づくりをする方は、ぜひ設計段階から「犬のスペース、どこにしよう?」と打ち合わせで相談してみてくださいね。

ノアくんにとってもっと居心地のいい場所を作れるように、我が家も引き続き工夫していきます!